Archive過去の正倉院展
見どころ
正倉院宝物は、東大寺の重要な資財を保管する倉であった正倉院正倉に伝来した宝物群です。正倉院展では、およそ9000件にも上る正倉院宝物の中から毎年60件前後が公開されます。75回目の開催となる本年も、調度品、楽器、服飾品、仏具、文書といった正倉院宝物の全体像がうかがえるラインナップで、宝物の魅力を余すことなく伝えます。
正倉院宝物の歴史は、天平勝宝8歳(756)6月21日、聖武天皇(しょうむてんのう)の四十九日である七七忌に際して光明皇后(こうみょうこうごう)が天皇遺愛の品を大仏に献納したことにはじまります。献納された品々は、そのときに作成された献納品のリスト『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)』に記載され、正倉院宝物の中核に位置付けられています。本年はその中から、『国家珍宝帳』の筆頭に記載される「九条刺納樹皮色袈裟(くじょうしのうじゅひしょくのけさ)」(刺し子縫いの袈裟)をはじめ、「漫背八角鏡(まんぱいのはっかくきょう)」(無地の花形鏡)や「鳥草夾纈屛風(とりくさきょうけちのびょうぶ)」(板じめ染めの屛風)などが出陳されます。中でも袈裟は、聖武天皇の仏教への篤い信仰を象徴する品として、正倉院宝物を代表する屈指の名宝です。
正倉院には、奈良時代に宮廷や寺院内で使われた楽器や調度品のほか、貴人たちのアクセサリーなども伝わっています。「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのそうのびわ)」(螺鈿飾りの四絃琵琶)は、槽に施されたきらびやかな螺鈿の装飾が目を惹く一方、撥受けには中国・盛唐期の画風にもとづく山水画が描かれ、奈良時代の異国趣味を濃厚に示しています。「平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)」(螺鈿飾りの鏡)や「銀平脱鏡箱(ぎんへいだつのかがみばこ)」(鏡の箱)、「斑犀把漆鞘黄金葛形珠玉荘刀子(はんさいのつかうるしのさやおうごんかずらがたしゅぎょくかざりのとうす)」(腰帯から下げた小刀)といった品々にも、螺鈿・金銀・珠玉類など高級な素材が惜しげもなく使われています。これらの宝物を通して、奈良時代の貴人たちの異国情緒あふれる華やかな暮らしぶりが垣間見られます。
東大寺など大寺院を飾った多彩な仏具類も見逃せません。「碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)」(花鳥文様の脚付き箱)は明るい青の色彩が目にも鮮やかな品ですが、一方で「刻彫梧桐金銀絵花形合子(こくちょうごとうきんぎんえのはながたごうす)」(花形のふたもの)といった花葉の生き生きとした彫刻に目を見張る品もあり、正倉院の仏具の多様な装飾表現をご覧いただくことができます。また、東大寺初代別当(べっとう)をつとめた良弁(ろうべん)(689~773)の1250年御遠忌にあたる本年、良弁自ら署名した文書を含む「正倉院古文書正集(しょうそういんこもんじょせいしゅう) 第七巻」(少僧都良弁牒(しょうそうずろうべんちょう)ほか)が出陳されることも注目されます。そのほか、道教思想にもとづく仙薬の容器ともいわれる「青斑石鼈合子(せいはんせきのべつごうす)」(スッポン形のふたもの)などを通じ、奈良時代の信仰世界の奥行きと広がりにも触れていただけます。
正倉院では、長い歴史の中で残片となったものも大切に守り継がれてきました。正倉院事務所による最新の研究成果では、「漆六角厨子残欠(うるしろっかくのずしざんけつ)」(厨子の部材)のそれぞれのパーツの特定が試みられ、長六角形の平面をもつ奈良時代の厨子の当初の姿が浮かび上がってきました。本年は、こうした厨子や正倉院の塵芥文書(じんかいもんじょ)の復元研究の成果を通し、宝物が織り成す歴史のロマンを体感していただきたいと思います。
- 青斑石鼈合子(中倉50)
- 碧地金銀絵箱(中倉151)
- 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(南倉101)
その他第75回正倉院展の「主な出陳宝物」については、こちらからご覧ください。
開催概要
名称 | 第75回 正倉院展 |
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会期 | 令和5年(2023)10月28日(土)~11月13日(月) 会期中無休 開館時間 午前8時~午後6時(金・土・日曜日、祝日は午後8時まで) ※入館は閉館の60分前まで |
主催・会場 | 奈良国立博物館 ※交通アクセスはこちら |
特別協力 | 読売新聞社 ※読売新聞オンラインの正倉院展記事はこちら |
協賛 | |
協力 | NHK奈良放送局、奈良交通、奈良テレビ放送、日本香堂、 仏教美術協会、読売テレビ |
チケット
観覧料金(日時指定券)
一般 | 2,000円 |
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高大生 | 1,500円 |
小中生 | 500円 |
キャンパスメンバーズ学生 | 400円 |
レイト割 一般 | 1,500円 |
レイト割 高大生 | 1,000円 |
レイト割 小中生 | 無料 |
研究員レクチャー付き観覧券 | 3,000円 ※詳細は下記 |
VR「正倉院 時を超える想い」特別上演会付き観覧券 | 3,000円 ※詳細は下記 |
- レイト割は、月~木曜日は午後4時以降、金・土・日曜日、祝日は午後5時以降の「日時指定券」に適用されます。
- 障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)、未就学児、レイト割(小中生)、奈良博メンバーシップ・プレミアムカード会員の方(1回目及び2回目の観覧)、 賛助会会員(奈良博、東博[シルバー会員を除く]、九博)、清風会会員(京博) 、特別支援者は無料。
- 無料対象の方は、「日時指定券」の購入は不要です。証明書等をご提示ください(小中生以下は不要)。
- キャンパスメンバーズ会員の学生は、奈良国立博物館と連携する特定の大学等に属する学生のみが対象となります。当日会場入り口で学生証の提示が必要です。提示いただけない場合には、差額をお支払いいただきます。キャンパスメンバーズ会員校等は、奈良国立博物館ウェブページ(https://www.narahaku.go.jp/members/campus/)でご確認ください。
キャンパスメンバーズの学生が誤って通常料金で「日時指定券」を購入した場合も、払い戻し等はできませんのでご注意ください。
観覧には原則、事前予約制の「日時指定券」の購入が必要です。(無料対象の方を除く)。
予定販売枚数に達し次第、販売を終了します。
当日各時間枠開始時刻まで販売いたします。
奈良国立博物館観覧券売場での販売はありません。
販売開始日時 10月5日(木) 午前10時
- ローソンチケット[Lコード:59995]インターネット(https://l-tike.com/75shosoin-ten/)、ローソン各店舗、ミニストップ各店舗
- CNプレイガイド[Cコード※入館開始時間ごと:①午前8時~11時 262-256、②正午~午後4時 262-257、③午後4時30分以降 262-258][電話〔自動音声〕0570-08-9920)による受付のみ]
- 展覧会オンラインチケットhttps://www.e-tix.jp/shosoin-ten/
企画チケット
研究員レクチャー付き鑑賞券
指定日時 | 10月30日(月)、11月8日(水)、13日(月) ①午前10時~ ②午後3時~ |
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定員 | 各回180名 |
場所 | 奈良国立博物館 講堂 ※レクチャー(約30分)終了後、正倉院展を自由観覧 |
販売期間 | 10月5日(木)~25日(水) ※ローソンチケットのみで販売 |
VR「正倉院 時を超える想い」特別上演会付き観覧券
指定日時 | 11月2日(木)、3日(金・祝) ①午前11時~ ②午後1時~ ③午後2時~ ④午後3時~ |
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定員 | 各回180名 |
場所 | 奈良国立博物館 講堂 ※上演会(約30分)終了後、正倉院展を自由観覧 |
主催 | 奈良国立博物館、凸版印刷 |
協力 | 読売新聞社 |
販売期間 | 10月5日(木)~25日(水) ※ローソンチケットのみで販売 |
VR「正倉院 時を超える想い」特別上演会について
1260年あまりの時を超え、華やかな天平文化を今に伝える正倉院。現存する木造の宝物庫としては世界最古。9千件にもおよぶ宝物がそこに収められ、人々の知恵によって守り伝えられてきました。
本シアターでは、この正倉院(校倉)を最新のデジタル技術によってVR映像で再現し、その驚異の構造や秘められた謎を解き明かします。さらに正倉院の歴史や、宝物保存の技術や制度について、美しい映像にあわせ、プロのナビゲーターがライブで解説いたします。
ワンランク上の正倉院展体験を、どうぞお楽しみください。
主なプログラム
- 正倉院の成り立ち、勅封制度、明治の宝物調査
- 「国家珍宝帳」と聖武天皇の遺愛品
- 校倉の内部へ
- 螺鈿紫檀五絃琵琶の輝き
- 第75回正倉院展の出陳宝物
[画像]
監修:東京国立博物館、文化財活用センター、宮内庁正倉院事務所 制作:凸版印刷
入館時間区分
- 日時指定券購入時に入館時間の指定が必要です。最終入館時間は午後5時、金・土・日曜日及び祝日は午後7時です。
日時指定
月~木曜日
- 午前8時~9時
- 午前8時30分~9時30分
- 午前9時~10時
- 午前9時30分~10時30分
- 午前10時~11時
- 午前10時30分~11時30分
- 午前11時~11時45分
- 正午~午後1時
- 午後0時30分~1時30分
- 午後1時~2時
- 午後1時30分~2時30分
- 午後2時~2時45分
- 午後3時~4時
- 午後3時30分~4時30分
- 午後4時~5時 ※レイト割対象
金・土・日曜日、祝日
- 午前8時~9時
- 午前8時30分~9時30分
- 午前9時~10時
- 午前9時30分~10時30分
- 午前10時~11時
- 午前10時30分~11時30分
- 午前11時~11時45分
- 正午~午後1時
- 午後0時30分~1時30分
- 午後1時~2時
- 午後1時30分~2時30分
- 午後2時~2時45分
- 午後3時~4時
- 午後3時30分~4時30分
- 午後4時~5時
- 午後4時30分~5時30分
- 午後5時~5時45分 ※レイト割対象
- 午後6時~7時 ※レイト割対象
入館・観覧に関して
- 本展の観覧券で、名品展(なら仏像館・青銅器館)もご覧になれます。
- 指定された日時以外の入館はできません。
- 館内の状況により、指定された入館時間より早くご案内する場合や、お待ちいただく場合があります。
- 各時間枠開始直後は、混雑が予想されますので、少し遅れてのご入館をおすすめいたします。
- 本展は入替制ではありません。
- 「日時指定券」の変更、キャンセル、払い戻し、再発行はいたしません。
- 当館に駐車場はございません。お車でのご来館はご遠慮願います。
イベント
正倉院展 短歌・俳句コンクール
奈良の正倉院では、奈良時代の聖武天皇ゆかりの宝物や、シルクロードを通って遠い国々から運ばれてきた品々などが1250年以上もの間、大切に守り伝えられてきました。例年、秋に奈良国立博物館で開かれる正倉院展は、普段見ることができない宝物が公開されてる貴重な展覧会です。正倉院展の開催にあわせて、正倉院宝物や正倉院展をめぐる短歌と俳句を募集します。
対象 | ジュニアの部(小学生~高校生)、一般の部 |
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募集内容 | 正倉院宝物や正倉院展をめぐる短歌と俳句。天平文化へ思いをはせて詠んでいただいても結構です。 |
募集期間 | 令和5年10月6日(金)~11月17日(金) 当日消印有効 |
応募規定 |
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主催 | 奈良国立博物館、読売新聞社、読売テレビ |
協力 | 宮内庁正倉院事務所 |
協賛 | セキ |
審査員 |
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賞 | 短歌、俳句それぞれで各賞を設定(ジュニア/一般の両部で各賞を設定)
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発表 | 2024年1月以降に、読売新聞紙面およびホームページで発表する予定です。 |
応募方法 | 募集は終了しました。 |
正倉院展公開講座(1)
日時 | 10月28日(土) 午後1時30分~3時(午後1時開場) |
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会場 | 奈良国立博物館 講堂(奈良市登大路町50) |
定員 | 180人 |
講演内容 | 「宝物に込められた祈り―転輪聖王としての聖武天皇―」 講師:三田 覚之 氏(奈良国立博物館学芸部主任研究員) |
参加費用 | 聴講無料 ※展覧会観覧券等の提示不要 |
応募方法 | この講座の募集は終了しました。 |
正倉院展公開講座(2)
日時 | 11月4日(土) 午後1時30分~3時(午後1時開場) |
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会場 | 奈良国立博物館 講堂(奈良市登大路町50) |
定員 | 180人 |
講演内容 | 「正倉院文書の復原―いわゆる「常陸国戸籍」について―」 講師:三野 拓也 氏(宮内庁正倉院事務所保存課調査室員) |
参加費用 | 聴講無料 ※展覧会観覧券等の提示不要 |
応募方法 | この講座の募集は終了しました。 |
正倉院展公開講座(3)
日時 | 11月11日(土) 午後1時30分~3時(午後1時開場) |
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会場 | 奈良国立博物館 講堂(奈良市登大路町50) |
定員 | 180人 |
講演内容 | 「正倉院の箱を観る」 講師:伊藤 旭人 氏(奈良国立博物館学芸部研究員) |
参加費用 | 聴講無料 ※展覧会観覧券等の提示不要 |
応募方法 | この講座の募集は終了しました。 |
正倉院展講座in東京
日時 | 9月24日(日) 午後1時30分~(午後1時開場) |
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会場 | 日本橋ホール ホール1<日本橋高島屋三井ビルディング>(東京都中央区日本橋二丁目5番1号) |
定員 | 150人 |
主催 | 読売新聞社 |
協力 | 奈良国立博物館 |
講演内容 (1) |
「今年の正倉院展の見どころ」 |
講演内容 (2) |
「Nara観光コンシェルジュおすすめの奈良2023」 |
参加費用 | 聴講無料 |
応募方法 | この講座の募集は終了しました。 |
応募方法のご案内
応募期間
9月26日(月)~10月11日(火)必着
応募方法
この講座の募集は終了しました。
参加証の送付
当選された方に10月16日(月)までに参加証(当選メール)をお送りします。メールの画面、または印刷したものを当日必ずご提示ください。
ご注意
- 今回の応募方法は、WEB申し込みに限ります。
- 応募はお1人様1回でお願いいたします。
- ご本人様以外の入場はできません。
- お預かりした個人情報は、本公開講座の連絡のみに使用します。
- 参加証で正倉院展展示室に入場することはできません。
- 正倉院展展示室への入場は時間指定制です。講座の受講に関わらず、指定時間外の入場はできませんので、予めご注意ください。
お問合せ
読売新聞大阪本社 文化事業部
TEL.06-6366-1848(平日午前10時~午後5時)
図録・グッズ・音声ガイド
グッズ
第75回正倉院展では、奈良国立博物館内と屋外の2か所のショップで、それぞれ異なるグッズを販売いたします。
館外特設ショップ「天平」は博物館南出口近く、奈良公園内にあり、正倉院展の観覧券をお持ちでない方もご利用いただけます。錦秋の大和路の思い出に、大切な方へのお土産に、正倉院展グッズをどうぞご利用ください。
- 全て税込み表記です。
- 写真は全てイメージです。
- 掲載グッズ以外にも多数の商品をご用意しています。
館外特設ショップ「天平」
- 営業日 10月28日(土)~11月13日(月)※第75回正倉院展会期中無休
- 営業時間 午前8時~午後6時(金・土・日曜日、祝日は午後8時まで)※第75回正倉院展開館時間に準じます
- 「天平」へのアクセスマップはこちら
アクリルキーホルダー(ガチャガチャ) 500円
クランチチョコ入り巾着 972円 ※ご好評につき、完売しました。
ピンバッジ 【5種類】各770円
マスキングテープ 【2種類】各660円
ファミリアコラボグッズ
神戸発祥のベビー・子ども関連ブランド「ファミリア」。
第75回正倉院展では、ファミリアと一緒に製作したオリジナルバッグを館外特設ショップ「天平」で限定販売します。
まほろば奈良の風景を刺繍やアップリケであしらった、大人かわいいバッグです。
オリジナルバッグ
12,100円
※ご好評につき、完売しました。
※10月28日より販売開始します。
※バッグのサイズは縦約33cm×横約27cm、持ち手全長34cm。A4サイズが縦に入る大きさです。
※10月28日、29日はお1人様1点のご購入に限らせていただきます。
※夜間から開店をお待ちになるのは大変危険ですので、ご遠慮ください。
※ご購入のお客様が順番待ちをされている場合、後から来られたお連れ様と待機列の中で合流することはお避けください。
※館外特設ショップ「天平」でのお買い物は、どなた様でもお楽しみいただけます。「天平」は、「正倉院展」開場時間中、オープンしています。
中川政七商店コラボグッズ
享保元年(1716)から300年続く奈良の老舗。日本各地の素材、技術、風習を活かした暮らしの道具を数多く生み出しています。2021年春、ならまちに誕生した複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」も好評です。
かや織ふきん 【2種類】 各715円
懐紙 660円
マグネットしおり 990円
ハンカチ(花喰鳥)【4種類】 各1,650円
フェリシモミュージアム部コラボグッズ
ミュージアム好きなメンバーが集まって、美術館や博物館をもっと楽しむためのお手伝いをしていく部活です。(画像は商品の一例です)
宝物の輝きを手もとに 螺鈿風デザインが光るジェル風ネイルシール【3種類】 各1,980円
正倉院に伝わった空想の花 唐花文ハンドウォーマー【3種類】 各1,870円
抱きしめたくなる天下の名香 蘭奢待クッション 5,170円
正倉院宝物が刻んだ時を感じる 宝物イメージバングルウォッチ【2種類】 各5,940円
SOUKIコラボグッズ
くつ下のまち奈良・広陵町で1927年に創業。SOUKIが大切に使い続けているローゲージのオールドマシーンで、100年近くに亘り受けつがれてきた技術とより良いくつ下をつくるための試行錯誤からなる進化を大切に、素材選びから最後の仕上げまで、その素材に適した製法でひとつひとつ丁寧につくりあげています。
和紙とシルクのやわらかソックス 2,400円
奈良藤枝珈琲焙煎所コラボグッズ
奈良藤枝珈琲焙煎所は奈良・大和郡山市で、喫茶店やカフェ、ホテルの好みに合わせた珈琲を提案してきました。歴史の中で培った確かな目で厳選した良質な豆を心をこめて焙煎しています。奈良から「幸せの粒」をご家庭までお届けします。
マグカップ「花鹿」 2,200円
特別販売 奈良に生きる天平の技(わざ)
工芸作家の手づくりの作品の良さを身近に感じていただくために、奈良県で活躍する作家の作品を「天平」で紹介します。鑑賞するだけでなく、手元に置き、生活の中で実際に使用する喜びを体験して下さい。
今年は山本義博さん(陶芸)、山中辰次さん(陶芸)、岸本圭司さん(漆芸)の3人の作品を展示販売します。
オンラインショップ
正倉院展目録
第75回 正倉院展目録
A4・182頁/1,500円(税込)
第75回正倉院展に出陳される宝物をカラー掲載!充実した解説とともにお楽しみください。
音声ガイド
第75回正倉院展の見どころや出陳される宝物について、わかりやすく解説します。
音声ガイドは、【会場レンタル】/【アプリ配信】でご提供します。
ナレーター:木村良平
<プロフィール>
1984年7月30日生まれ。
3歳のときに劇団ひまわりに入団し、幼少期から俳優活動を開始。声優としても数多くの作品に出演し、「東のエデン」でTVアニメ初主演を務める。そのほか、主な出演作は、「黒子のバスケ」「坂道のアポロン」「テイルズ オブ ゼスティリア
ザ クロス」「機動戦士ガンダムサンダーボルト」「ULTRAMAN」「陳情令」などがある。
<特別解説>
奈良国立博物館 美術室長 岩井共二
奈良国立博物館 主任研究員 三本周作
収録時間:約30分
会場レンタル版
展覧会入り口にて、お一人様一台650円(税込)にてご利用いただけます。
アプリ配信版(Android/iOS) 「IMuT いつでもミュージアム・トーク」
配信期間中、ご自身のスマホからいつでも、どこでも音声ガイドをお楽しみいただけます。事前にご自宅でのダウンロードをおすすめいたします。
※展覧会場内でアプリを使用される場合には、ヘッドホンまたはイヤホンが必要です。ご観覧当日、ご自身のイヤホン等を忘れずお持ちいただくようお願いします。(会場での貸出は行っておりません)
販売価格:650円(税込)
配信期間:2023年10月28日~12月17日予定
※配信は終了しました。
English
Tōdai-ji Temple in Nara has preserved a group of precious objects for over a millennium in a storehouse (kura) on its grounds known as the Shōsō-in. Each year, about sixty from this group of around 9,000 are selected for display at the Annual Exhibition of Shōsō-in Treasures. This year marks the 75th occasion of the important event. As ever, the lineup of treasures showcases the allure and breadth of the furnishings, musical instruments, attire, Buddhist ritual implements, and historical documents comprising an internationally renowned and unmatched collection.
About This Year's Treasures
Of the fifty-nine treasures included in this year's exhibition, six are displayed for the first time.
There are nine from the North Section, twenty-four from the Middle Section, twenty-three from the South Section, and three from the Shōgozō.
Dates
Saturday, October 28th-Monday, November 13th, 2023
The museum is open every day for the entire run of the exhibition.
Venue
The East and West New Wings of the Nara National Museum in Nara, Japan
Hours
8:00 A.M. to 6:00 P.M., and until 8:00 P.M. on Fridays, Saturdays, Sundays, and Holidays
Last entry is sixty minutes before closing.
Admission
General Admission | 2,000 JPY (Late Entry: 1,500 JPY) |
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University and High School Students | 1,500 JPY (Late Entry: 1,000 JPY) |
Junior High and Elementary School Students | 500 JPY (Late Entry: Free) |
- The Late Entry discount is available with timed-entry tickets only and applies from Monday through Thursday after 4:00 P.M. and after 5:00 P.M. on Fridays, Saturdays, Sundays, and Holidays.
- Excluding those benefitting from free admission, all tickets are timed-entry and must be purchased prior to one's arrival at the museum.
- Ticket sales will end as soon as the tickets made available for each timed-entry window have been sold out.
- Tickets for this exhibition will not be on sale at the Nara National Museum ticket window.
How to Purchase Timed-Entry Tickets
Tickets go on sale Thursday, October 5th at 10:00 A.M.
Please note that you cannot change, cancel, or reissue your
timed-entry tickets, and there are no refunds.
Tickets are available for purchase through the following vendors and methods:
- Lawson (Japanese only)
Lawson Ticket: L-Code 59995
Loppi Online: https://l-tike.com/75shosoin-ten/ - All Lawson and Ministop Stores
- E-Ticket
https://www.e-tix.jp/shosoin-ten/
Museum Entry and Viewing the Exhibition
- You will not be permitted to enter the museum on a day or window of time other than that designated on your ticket.
- Depending on the circumstances in the galleries, you may be admitted slightly before the start of your ticket's timed-entry window, and you may be asked to wait a little after it begins.
- Because the galleries are typically at their most crowded at the start of each timed-entry window, we recommend that you plan on arriving at the museum soon after the start of the time slot designated on your ticket.
- There is no rotation of works on display.
- You may use your timed-entry Shōsō-in Exhibition ticket for admission to the Nara Buddhist Sculpture Hall and the Chinese Ritual Bronzes Gallery.
- There is no parking lot available at the museum. Please be so kind as to abstain from visiting the museum by car.
Organizers and Sponsors
The exhibition has been planned and organized by the Nara National Museum with the special cooperation of the Yomiuri Shimbun. It is sponsored by: Iwatani Corporation, INDEN-YA Co., Ltd., SGC Co., Ltd., NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE WEST CORPORATION, Kansai Electrical Safety Inspection Association, Kyoto Arts and Crafts University, Kintetsu Railway Co., Ltd., Central Japan Railway Company, West Japan Railway Company, Shionogi Healthcare Co., Ltd., DAIKIN INDUSTRIES, LTD., Daicel Corporation, Daiwa House Industry Co., Ltd., Nakanishi Metal Works Co., Ltd., Maruichi Steel Tube Ltd., and YAMATO NOEN Co., Ltd. with the cooperation of Japan Broadcasting Corporation (NHK) Nara Station; Nara Kotsu Bus Lines Co., Ltd.; Nara Television Co., Ltd.; Nippon Kodo Co., Ltd.; Bukkyō Bijutsu Kyōkai (Buddhist Art Foundation); and Yomiuri Telecasting Corporation.
Major Works
Quilted Nine-Panel Kesa in Mottled-Colors
North Section 1
(Previously exhibited:
1999)
Cup Carved from Rhinoceros Horn
North Section 16
(Previously exhibited: 2012)
Folding Screen Panels with Clamp-Resist Dyed Design of Birds and Flowers
North Section
44
(Previously exhibited: 2010)
"Documents Related to Rōben, to the Priest Dōkyō, and Others" from the Collection of Old
Documents in the Shōsō-in (Shōsōin komonjo seishū); Scroll 7
Middle Section
15
(Previously exhibited: 2010)
Serpentine Stone Lidded Vessel in the Shape of a Chinese Softshell Turtle
Middle Section
50
(Previously exhibited: 2010)
Penknife with Handle of Mottled Rhinoceros Horn, Lacquered Sheath, and Scrolling Gold Fittings Inset
with Gems
Middle Section 131
(Previously exhibited: 1993)
Wood Offering Box with Floral Design Painted in Gold and Silver on a Blue Ground
Middle Section
151
(Previously exhibited: 2011)
Fragments from a Six-Sided Zushi Lacquered Shrine
Middle Section 204
(Displayed for the
First Time)
Carved Flower-Shaped Lidded Vessel with Gold and Silver Painting
South Section 36
(Previously
exhibited: 2005)
Small Sandalwood Rack
South Section 54
(Previously exhibited: 2012)
Bronze Mirror with Floral Design in Mother-of-Pearl and Amber on the Back
South Section
70
(Previously exhibited: 2009)
Biwa Lute Made of Sappan-Stained Maplewood with Mother-of-Pearl and Painting
South Section
101
(Previously exhibited: 2004)
Nishiki Fabric with Mandarin Ducks on a Red Ground Used as an Ornamental Weight on a Large
Banner
South Section 180
(Previously exhibited: 2012)