Featured Treasures主な出陳宝物

曝布彩絵半臂 (ばくふさいえのはんぴ) 1領

倉名・番号 南倉134
寸法 現存丈60cm 幅83cm
解説 半臂は上着の一種で、袖(そで)が短く、裾(すそ)に襴(らん)と呼ばれる飾りが付く。本品は身頃(みごろ)(体の前面・背面を覆う部分)に絵が描かれた袷(あわせ) 仕立ての半臂。身頃は麻布、襟(えり)・ 衽(おくみ) (前身頃に縫(ぬ)い付けた、襟(えり)から裾(すそ)までの布)・両袖は錦で、腰に﨟纈(ろうけち)染めの綾(あや)の紐が付き、裾には羅(ら)の襴の痕跡が残る。麻製彩絵の半臂は正倉院の宝物では他に例がない。後ろ身頃に描かれている、宝相華(ほうそうげ)をくわえて振り向く2頭の獅子(しし)が目を引く他、様々な鳥や蝶も表されている。残存する色料から、これらの絵は赤、青、緑、黄の諸色や金泥(きんでい)で華やかに彩られていたことがうかがわれる。