Featured Treasures主な出陳宝物

鳥獣花背円鏡(ちょうじゅうかはいのえんきょう) (霊獣と葡萄文様の鏡) 1面

倉名・番号 南倉70
寸法 径29.7cm 縁厚2.0cm 重5009.0g
解説 白銅(はくどう)(錫(すず)を多く含む青銅。銀色味が強く、硬い)製の大型の海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)。鏡の背面には、たくさんの鳥獣と葡萄唐草文様が精密に鋳出されている。中央には鹿に噛みつく狻猊(さんげい)(獅子に似た霊獣)をあらわす鈕(ちゅう)(ひもを通す膨らみ)を置き、その周囲に狻猊の親子がたわむれる様子を生き生きとあらわす。さらにその外側には、狻猊や孔雀、鹿、鶏、有翼馬、鳳凰、鴛鴦(おしどり)などが2匹一組のつがいとなって駆け巡っている。いずれの文様もシャープで、保存状態も良好である。
中国・唐で作られたものとみられる。本品と同型の鏡が千葉・香取神宮(かとりじんぐう)に伝来し、国宝に指定されている。