Featured Treasures主な出陳宝物

伎楽面 力士(ぎがくめん りきし) (楽舞の面)  1面

倉名・番号 南倉1
寸法 縦35.9cm 横23.5cm 奥行31.8cm
解説 伎楽に用いる仮面で、髻(もとどり)を結い、口を閉じて下唇を噛(か)み締める特徴から役柄は力士にあてられる。天福元年(1233)に狛近真(こまのちかざね)が著(あらわ)した『教訓抄(きょうくんしょう)』によれば、力士は呉女(ごじょ)に言い寄り追い掛け回していた崑崙(こんろん)を懲(こ)らしめる役どころという。左耳上半を除いてキリの一材から彫り出し、表面には彩色(さいしき)を施す。近年の調査で、ひげには猪毛(いのししげ)を植毛していることが判明した。面裏に墨書(ぼくしょ)があり、天平勝宝4年(752)4月9日の大仏開眼会(だいぶつかいげんえ)のために将李魚成(しょうりのうおなり)が制作したとわかる。