Featured Treasures主な出陳宝物

鉄三鈷(てつのさんこ) (古密教の法具) 1口

倉名・番号 南倉53
寸法 長28.8cm 幅11.3cm 重336.2g
解説 鉄製鍛造の仏具。把(つか)の両端に銛(もり)形をあらわし、三本の鈷を有することから、三鈷杵(さんこしょ)であるとわかる。中鈷・脇鈷ともに鋭い逆刺(さかし)をあらわし、さらに中鈷には把との間に節を付けるなど、古代インドの武器を源流とする金剛杵(こんごうしょ)の性格が強くあらわれている。このような形の三鈷杵は、空海による密教請来以前の古密教(雑密(ぞうみつ))の儀礼で用いられたと考えられる。本品には収納箱(素木三鈷箱(しらきさんこのはこ)・南倉53)が付属しており、本展には収納箱も合わせて出陳される。