Featured Treasures主な出陳宝物

白瑠璃高坏 (はくるりのたかつき) 1口

倉名・番号 中倉76
寸法 径29.0cm 高10.7cm 重1231g
解説 黄色味をおびた透明ガラスの高坏。製作方法は、飴状に溶かしたガラス胎を吹き竿で膨らませて坏部と高台の原型を作り、両者の接合後、加熱しながら口縁を切り、体部を引き延ばして成形したと考えられる。中近東ないし地中海東岸(シリアやエジプトなど)で作られたローマンガラスもしくは初期イスラムガラスで、当初の形と光彩を今に伝える世界的な名器。 本品は、『瑪瑙坏(めのうのつき)』や『水精玉(すいしょうのたま)』などと一緒に 『漆小櫃(うるしのこびつ)』 の中に収められ、天平勝宝 4 年(752)4 月9 日の大仏開眼会(だいぶつかいげんえ)に奉納されたことが知られている。