Featured Treasures主な出陳宝物
漆金薄絵盤(南倉)(うるしきんぱくえのばん) (蓮華形の香台) 1基
出陳年 | 2021年 |
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倉名・番号 | 南倉37 |
寸法 | 径55.6cm 総高18.5cm |
解説 | 蓮の花をかたどった台座。木製の岩座上面に、8 本の柄をもつ銅板を 4 層に重ねて釘打ちし、各柄の先端にクスノキ材製の蓮弁を鋲留めして、その中央に上面が盆形の蓮肉を置く。各蓮弁には、金箔や多彩な顔料(がんりょう)を用いて宝相華(ほうそうげ)・鴛鴦(おしどり)・獅子(しし)・迦陵頻伽(かりょうびんが)など種々の文様(もんよう)が華麗に描かれる。宝庫には同形同大のものが別に 1 基伝わり、いずれも岩座裏面に「香印坐」の墨書銘があることから、一対(つい)で仏前にそなえる香炉の台として用いられたとみられる。 |