Featured Treasures主な出陳宝物

白石鎮子 寅・卯(はくせきのちんす とら・う) (大理石のレリーフ) 1箇

倉名・番号 北倉24
寸法 縦21.5cm 横33.3cm 厚4.7cm 重8854g
解説 青龍(せいりゅう)・朱雀(すざく)・白虎(びゃっこ)・玄武(げんぶ)の四神(しじん)や十二支(じゅうにし)が2つずつ絡まり合う様子を浮き彫りであらわした大理石製のレリーフ板で、正倉院には計8箇が伝わる。本品では十二支の寅と卯が絡まる意匠が表される。2体の動物が絡まる意匠は遊牧民族のスキタイの文化圏で好まれた動物闘争文(どうぶつとうそうもん)に淵源があるとみられるが、中国由来の四神・十二支が用いられる点に東西の文化交流がうかがえる。明治時代の宝物整理に際して『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)』記載の「白石鎮子」に比定されたが、現在では別物と考えられており、正確な用途も不明である。