Featured Treasures主な出陳宝物

全浅香(ぜんせんこう) (香木) 1材

倉名・番号 北倉41
寸法 長105.5cm 重16650g
解説 正倉院に伝わった大きな沈香(じんこう)(ジンチョウゲ科の樹木の幹に樹脂などが沈着してできた香木)。「蘭奢待(らんじゃたい)」として著名な黄熟香(おうじゅくこう)(中倉135)とともに「両種の御香」と呼ばれる。『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)』に記載された「全浅香一村重大卅四斤」に当たり、東大寺盧舎那仏(るしゃなぶつ)への献納品(けんのうひん)であった。表面には大小の切削痕(せっさくこん)があり、過去に幾度か切り取られたことを物語る。科学調査により、ベトナム北部やその周辺地域に産する材と近似することが指摘されている。