Featured Treasures主な出陳宝物

金銅幡(こんどうのばん)  (金銅製の旗) 1旒

倉名・番号 南倉156
寸法 長170cm 身幅15.5cm
解説 幡は仏教法会(ほうえ)で掲げられる旗で、仏堂内を飾る装飾具としても使われる。正倉院に伝わった幡の多くは織物製であるが、本品は金属で作られており、法隆寺献納宝物(ほうりゅうじけんのうほうもつ)の灌頂幡(かんじょうばん)(東京国立博物館蔵)とともに古代の金銅幡の貴重な遺品である。幡身には花唐草、亀甲、花卉(かき)、双鳥など種々の文様が透彫(すかしぼり)され、その文様の透かし目などには多くの鈴がつけられる。その豪華な作りは、本品が掲げられた法会や仏堂を華やかに演出したことであろう。