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赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾(南倉)(あかじおしどりからくさもんにしきのだいばんのきゃくたんかざり) (幡の下端につけた飾り) 1枚

出陳年 2023年
倉名・番号 南倉180
寸法 縦39.7cm 横46.3cm
解説 天平勝宝9歳(757)、前年に崩御(ほうぎょ)した聖武(しょうむ)天皇の一周忌斎会(さいえ)が営まれた。本作はこの儀式に用いられた灌頂幡(かんじょうばん)という旗から下がる幡脚の下端につけられていた飾りである。この灌頂幡は復元すると全長約15 メートルという長大なもので、本品は幡脚の端につけられた飾りと言っても実に大きい。正倉院に伝わる脚端飾には様々な錦がふんだんに使われており、この赤地の錦では蓮華唐草(れんげからくさ)に乗る一対のオシドリが華麗に表されている。