Featured Treasures主な出陳宝物
深緑瑠璃魚形、浅緑瑠璃魚形、碧瑠璃魚形、黄瑠璃魚形(中倉)(ふかみどりるりのうおがた、あさみどりるりのうおがた、へきるりのうおがた、きるりのうおがた) (ガラス製の魚型飾り)各1枚
出陳年 | 2024年 |
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倉名・番号 | 中倉128 |
寸法 | 深緑瑠璃魚形:長6.5cm 厚1.2cm 重40.15g 浅緑瑠璃魚形:長6.8cm 厚1.2cm 重40.60g 碧瑠璃魚形:長6.3cm 厚1.3cm 重23.85g 黄瑠璃魚形:長6.3cm 厚1.3cm 重43.76g |
解説 | なんとも愛らしいガラス製の魚たち。これらは本来紐を通して腰から下げる飾りであった。古代中国において魚は吉祥(きっしょう)の象徴とされ、宮廷においては身分の証明として魚形の割(わ)り符(ふ)を腰に付ける制度が定められていた。本品は割り符という機能をはなれて装飾品として作られたもので、所持した人の高貴さを示すものであったろう。アルカリ石灰ガラスと考えられる碧瑠璃魚形以外は鉛ガラスであり、ガラスの塊(かたまり)を削って成形されている。 |