Featured Treasures主な出陳宝物
緑地彩絵箱(中倉)(みどりじさいえのはこ) (花文様の箱)1合
出陳年 | 2024年 |
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倉名・番号 | 中倉155 |
寸法 | 縦38.5cm 横35.2cm 高14.2cm |
解説 | 品物を納めてほとけに捧げられたと考えられる華やかな装飾の箱。緑色の地に赤色や橙色などの極彩色(ごくさいしき)で花文を描く。周縁には金箔を貼って赤色と黒色で斑を描き、玳瑁(たいまい)(ウミガメの甲羅)を貼ったかのような艶(つや)を表現する。箱を支える床脚(しょうきゃく)には金箔地に墨で唐草文を描いて透彫(すかしぼり)の金具のように見せる。大陸から輸入される希少な素材や製作工程の複雑な部品を絵で模すことで、効率よく美しい箱を製作しようとする工夫がみられる。 |