Featured Treasures主な出陳宝物

藺筵(いむしろ) <イグサ製の敷物> 1帖 南倉

前回出陳年 1968年
倉名・番号 南倉151
寸法 長261cm 幅29cm
解説

イグサを織って作られた敷物。経(たて)糸には麻糸が用いられている。あらかじめより幅広に作られた筵(むしろ)を細く裁断したもので、イグサを途中で継いで織る「中継ぎ」技法の痕跡が裏面に見られる。周囲には補強と装飾を兼ねて緑色の絹で縁が付き、裏面には同裂の紐が付くが、本来の具体的な用途は不明である。正倉院事務所では令和6年度に筵類の特別調査を行っており、古代の筵製作の素材や技法、用途などについて様々な事実が明らかになった。