Featured Treasures主な出陳宝物

虹龍(こうりゅう) <ニホンテンのミイラ> 1点 南倉

前回出陳年 2008年
倉名・番号 南倉174
寸法 長23.0cm
解説

永享(えいきょう)元年(1429)に将軍の足利義教(あしかがよしのり)が蘭奢待(らんじゃたい)を切り取った際に「竜日干」を見たとの記録が残り、この龍がいるために正倉院の扉を開く時には雨が降るという。虹龍はこれに該当すると見られる動物のミイラである。体型や指の数、歯の特徴といった観察を踏まえた近年の研究によりニホンテンと判明し、雌の可能性が高いという。明らかな人為加工痕は認められず、宝庫に侵入した後に自然乾燥したのか、こうしたミイラを龍に見立てて納入したのかは不明。